マナー向上の取り組み

総務部長 清矢 貴博

『犬のマナーとしつけ』

 作年9月、自治会主催ペットマナー講習会「犬のマナーとしつけ」を開催致しました。
講師に、公認訓練士の田沢まどか先生(田沢ドックスクール)をお招きしました。
「皆さんのワンちゃんはしつけられていますか?皆さんは飼っているワンちゃんをコントロールすることができますか?」冒頭から鋭い問いかけ から始まります。
『主人が愛犬をコントロールできる』とは、どんな場面でも「待て」「我慢」をさせることができることを指し、例えば来訪者にひたすら吠えかかる、 尻尾を振って飛びつこうとするといった問題行動にはそれぞれ明確な理由があり、その理由をひとつひとつ理解する必要があると田沢先生は説きます。
犬は種を問わず高い学習能力があり、そして主人に褒められ、遊んでもらうことが何よりの喜びであるという特性を利用した上手なしつけ方の数々を ご紹介されました。
上手な甘噛みができない(強く噛む)のにも理由があること、学習効果を高める日ごろからできる簡単で上手なおやつの与え方、やってはいけない 褒め方など、大変参考になりました。
「ただ可愛がるだけではそのワンちゃんにとって、かわいそうな事なのです」という先生の言葉を十分に納得させる内容でした。
 講演は「しつけとは、飼いやすい犬に育てること」という言葉で結ばれました。これは簡単なことではありません。どれほど根気のいることでしょう。
しかし飼う限り飼い主としての責務は免れません。
飼い主と愛犬の良好な関係の構築、周囲との協調性が常に求められます。
「うちの犬はバカ犬だから…なんて言う飼い主さんがいます。初めからバカ犬なわけではありません。バカ犬なのは飼い主さんの責任です。」なんと 説得力のある言葉でしょう。

たばこのマナーについて

 近年、どんどん分煙化・禁煙化が進んでいます。そんな状況変化もあってか、喫煙者は目立つ存在になってきていると思います。
非喫煙者にとって煙草の匂いはすぐに分かるものですし、煙草のマナーは見られています。
喫煙者のマナーとして、よく言われることが『歩き煙草』『ポイ捨て』です。
①歩き煙草の持つ手の位置は丁度子供の頭の位置です。子供に火傷させたことありませんか?知らず知らずに誰かの服を焦がしていませんか?
②火のついた煙草のポイ捨ては火災の危険があり、放火と同じと言っても言いすぎではありません。火を消しているから大丈夫と言っても、吸殻は誰が 始末するのですか?
喫煙者の皆様、今一度マナーについて考えてみて下さい。

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