3丁目 仲田 隆一
“備えあれば・・・”
「段ボールを利用してトイレをつくりませんか?」興味ある呼びかけに、われら夫婦も申し込みをして、 篠津の環境センターへ出掛けました。蓮田白岡環境センター(エコプラザ)で20人あまりが熱心に受講、 親子連れの姿もあって、それぞれが段ボールに取り組みました。
材料は同じサイズの段ボール2個を使用します。ひとつは箱状で便座に、もうひとつを裁断 “必要な部品” に 定規とカッターで細工を施すのですが 丁寧な指導で凡そ3~40分、各部材もうまくつくることができました。
便座内に4枚、板状の部材を縦に組んで入れるのは、座っても潰れない強度にするためでした。箱の上部、 蓋になる部分に“便座の切り込み”を入れたら完成です。
私は、ちょっと工夫して、蓋に“取っ手”を付け、使い易さを狙ってみました。中に小さなバケツを入れて置きます。
使うときは、漏れを防ぐためビニール袋を使用、新聞紙二枚分ほどを細かく裂いて中に入れて吸収材とします。
ご家庭に「ベット用の“トイレ砂”があれば、効果抜群!?」とのお話でした。
“被災時最大の難儀はトイレ?”とのこと、身近な材料で手軽に作れる体験に、私たちはすっかり納得でした!
我が家の防災用品には“簡易トイレ”も加わりましたが、これを“使う機会の無い”ことを、ただひたすら願うばかり…。
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