久伊豆神社奉納祭典「ささら獅子舞」(4月14日)

白岡市無形民俗文化財指定第1号(昭和50年)

浅井 嘉一

 寒暖差の大きな昨今、花吹雪の昼下がり、小久喜の久伊豆神社を訪ねました。
市議会選挙初日のせいか、選挙カーが行き交い候補者もチラホラ見えました。
広い境内には、獅子舞をひと目見ようと既に多くのみなさんが集まっています。
獅子舞は、享保年間(1716~36)から豊作を願い、疫病除けとして奉納され、市の無形民俗文化財第一号に指定されています。
大獅子l中獅子・女獅子3頭の獅子と笛吹き、ささら摺り、天狗などで構成。獅子の衣装を身に着けて舞ったのは、高校生や中学生たちでした。
演題は初手庭の舞、幣掛り四方鶴の巣ごもり、注連古書の舞から最後の祈祷獅子に至る、たくさんの奉納舞を拝見することができました。
特訓を受けての本番、舞に拍手喝采、ことしも奉納が無事に終わりました。伝統を受け継ぐ皆さんの心意気と指導者のご苦労を感じたひとときでした。

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