防災訓練(10月3日)

保安部長 浅井 嘉一

「あわてずに 防災訓練 思い出す」~北川泰地くんの応募作品より~

 昔、農村に「結(ゆい)」という地域特有の慣習があり、互いに助け合い支えあう生活共同体の姿です。
「ことしの防災訓練は白岡東小学校で!」当日の朝「つくば市を震源にM.7の地震発生、白岡ニュータウンは震度6の烈震を観測」を想定し、 防災放送の知らせで小学校に続々と『避難』、その数350人を超えて自治会独自の防災訓練が始まりました。
 開会式で、自主防災会会長で訓練実施本部の田端本部長から防災意識の向上に決意のほどが伝えられました。
デモンストレーションで負傷者に扮した人達を担架やリヤカーで救出・救護の見事な実演でした。
*消火班が指揮するバケツリレーでは、大人も子供も気持ちをひとつに全員参加。
*てんぷら鍋に引火!こわごわと炎に近寄る若いお母さん!
*初期消火!こどもたちも重い消火器を小さな手で操作、みごと目標に当ててご満悦!
* 毛布でつくる簡易担架、「三角巾」って何?実技指導で使い方を納得しました。
*煙の通り抜けでは、行くも戻るも見えない不安、その怖さも初めてで貴重な体験でした。
*公開された消防車や校庭傍らの防災倉庫なども紹介されました。
*自治会倉庫にある各種道具や発電機、チェーンソーも初めて使ってみました。
訓練終了後、炊き出し班の特製豚汁とご飯が美味しくピクニック気分、真剣の中にも和やかな訓練風景でした。
白岡東小学校は、開校16年、自主防災会はもちろん地域での防災訓練会場としては初めてです。
19箇所ある町の指定避難場所のひとつ、今回の訓練で避難の時間や施設もわかり災害時には大きな位置づけとなるでしょう。
新しい時代に進化した都会の「結(ゆい)」、人びとの絆を見た想いでした。
長島校長先生の「地域と学校は、持ちつ持たれつ!」とのことばを噛みしめつつ関係機関の各位には感謝!
ニュータウンの皆様に厚くお礼申し上げます。多くの参加ありがとうございました。「備えあれば憂いなし」くれぐれもお忘れなく!

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