白岡ホタルを育てる会

浅井 嘉一

2月、北風冷たい寒い朝、白岡ニュータウンセンタープラザは、小島卓市長と「白岡ホタルを育てる会」との対話で熱気を帯びていました。
幼虫を飼育中のお母さんや子供たちも参加『ホタルも棲める環境づくり』について市長を囲んでの熱心な対話集会でした。 ホタルの飼育で知った身近な環境・白岡の米作りは水路も命、平坦地の耕地整備が長年行われました。
開発や都市化で環境の変化も激しく姿を消す動物たちもいます。私たちがより快適な生活を求めることは、逆に動物たちの生息する環境を変えてしまう 矛盾に気づきました。
「川を汚さない!」ということをホタルが改めて教えてくれました。そして環境を守る気運も高まりました。
市長もあらためてホタルに前向きなお考えを披露、行政との情報交換は有意義でした。私たちの声を市長に直接伝えた初めての場、育てる会では貴重な 体験になりました。
 6月はいよいよ放流です。大きく育ち愛着も芽生えて離れがたさも感じます。
幼虫が水中でお尻を光らせることをご存知でしょうか?夜行列車のテールランプのようにほのかな二つの光。
「見たよ」「私はまだ?」昨今の興味と感心ごとなのです。
幼虫を水路に還す時は子離れの心境で感傷的です。土の中で「サナギ」に、そして夏、ホタルの光は恋の季節です、自分で育てたホタルに再開できるかも 知れません。
「浴衣を着て行こうよ!」(集会の親子たち)。夢が膨らみます。

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