水はどこから、災害時の水は?

自主防災会・給食給水班 川﨑 喜代美

毎日、何気なく飲んだり使ったりしている水は、どこから?浄水場とは? 素朴な疑問や、地震など災害のことを想いながら、私たち13人の 「給食給水班」は、今月行われる防災訓練で“炊き出し”を担当します。
訓練の参加者はおよそ350人とか。訓練会場で災害に備えて心あたたまる食事を提供したいと思います。

 7 月、防災会有志15名は、巨大なタンクのある「高岩浄水場」を見学しました。昭和57年完成、市内では岡泉浄水場や大山配水場と共に重要な施設です。  「水はどこから?」案内の岩崎さんによると「利根川を水源とする行田浄水場からの送水(県水)と、高岩浄水場近辺、4か所の深井戸 (地下300メートル)からくみ上げる井戸水とをブレンドし、除鉄・除マンガン用急速ろ過機で処理、円筒型の巨大タンク2基に貯められ、 常に飲み水として蓄えられていす」とのこと、昼夜の時間帯や火災発生などに応じて、配水ポンプ5台が24時間365日休みなく稼働しています。

また、自家発電装置やコントロールルームも見学でき、施設と水が厳重に管理されていることで安心し、感動しました。
 「地震や災害で停電や断水のときはどうなる?飲み水は?」防災担当の今泉さんに伺うと、「市では500mlペットボトルで約10,800本を備蓄。 避難所のひとつ白岡東小の防災倉庫には約650本常備している」とのことです。
災害の規模により不足するときは、給水車で避難所の仮設タンク(容量1トン)に給水し、複数の蛇口から水が出る仕組みになっているほか、 医療施設などへは、車載用タンクで輸送、それぞれの受水槽に配水する計画とのことです。
とても有意義な勉強会でした。
 私たちは水なしでは生きられません。災害のないことを祈りながらも、“備えあれば憂いなし”ご家庭でも最小限の蓄えが必要です。
知れば知るほど、私たちの日頃の知恵と努力が命を守ることにつながると気付きました。
台所を預かる主婦にとっても欠かせない大切な“お水”です。お風呂やシャワー、洗い物に無駄のない上手な使い方をしたいと改めて思いました。

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