自主防災会会長 折本 勉
去る10月11日、午前9時の防災無線を合図に、3年ぶりの自主防災訓練は、約250人の参加でした。会場は東小学校のグランドと体育館、 新生自主防災会として第一回目の訓練では、初舞台にふさわしい3つの訓練が加わりました。
1、災害時における要援護者の支援活動、要援護者の安否確認と、避難誘導訓練の実施です。
安否確認班が手分けして、災害時の援護を希望された方々を訪問して、安否確認と車椅子で会場まで避難する訓練をあわせて行いました。
しかし、安否確認に時間がかかり参加者の方にその様子を直接見ていただくことが出来なく、課題を残しました。
2、「煙体験」が「起震車」に変わりました。7年ぶりに起震車による訓練が、参加者全員で体験できたことはとても有意義でした。
3、新たな取り組みとして、隣接する第4消防分団の参加です。放水訓練の他、各種訓練の指導もしていただきありがとうございました。
今年の参加者は、過去の自主防災訓練の300名以上に比べると少なめでした。理由が何なのか? 今後の大きな検討課題かと思います。
住民が日頃からの世帯構成や暮らしを分かっていなければ、災害発生時の助け合いは難しいと言われます。
同じ街区の人たちが協力して行動する防災訓練は、こうした相互理解を培う絶好の機会です。
今後は多くの方々の参加をいただきたいものです。
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