第１７回通常総会（４月２９日）

第１７回通常総会

総務部長　池上　嘉一

　白岡ニュ-タウン自治会第１７回通常総会が、みどりの日の４月２９日（金曜日）に白岡東小学校の体育館において開催されました。
当日は好天にも恵まれ、またゴ-ルデンウィ-クの初日にもかかわらず多くの会員の皆様のご出席をいただきました。
出席会員数は委任状による出席５９４戸を含めて７９２戸の出席があり、出席率約７０％を数え本総会は適法に成立致しました。
総会は定刻より５分遅れて９時３５分より森田会長の挨拶および平成１６年度の活動総括で始まりました。
議事は総会において選出された横山議長の進行により円滑に進み、自治会執行部より提出しました議案、
（１）平成１６年度活動報告（２）平成１６年度決算報告（３）平成１７年度役員選任案（４）平成１７年度活動計画案（５）平成１７年度予算案（６）自治会規則改正案（７）CATV規約改正案
の全てが原案どおり承認、可決されました。
　また、総会では出席会員の皆様の活発なご意見、ご質問をいただきました。
本総会におきましてご承認いただきました活動計画および予算に則り、会員の皆様のご意見を反映させた自治会活動を円滑に進めてまいりますので、自治会活動に対するなお一層のご協力とご理解をいただきますようお願い致します。
最後になりましたが、当日ご出席の会員の皆様、そして早朝より総会準備等お手伝いをいただきました班長の皆様に厚く感謝申し上げます。
ありがとうございました。

　この街昔、今･･･、未来会長森田貴美子総会の会場に手を引かれて入ってきた幼な子に「あなたのお家はどこ？」と聞けば､「ニュータウン！」と顔を輝かせる。
東小学校４学年教材「ニュータウンの開発」を読めば、「･･･生垣のある緑の多い美しい町」の文字が飛び込んでくる。
この子らの１０年、２０年後につながる意味のある活動を探りたい。
　「自分達の街は自分達で守ろう！」と呼びかけ合って、防犯／防災に取り組み始めたのは約１０年前だろうか。
熱心な先駆者の意気込みで、自主防災会活動、歳末警戒が年中行事に定着していった。
また、「自分達の街は自分達の手できれいに！」と、行政主導計画に先駆けて初夏はもちろん､秋、さらに年度末３月の年３回もクリーン運動に取り組んだ時期もある。
「白岡ニュータウン」への熱い思い入れとエネルギーに満ちた、なつかしい時間と仲間達であった。
昨年の班会実施率の高さや各部の取り組み姿勢と実績、頼りがいのあるボランティアの支援には、往時のエネルギーに匹敵するひたむきさと仲間意識を感じた。
　誰しも厄介なハードルは、できることなら避けたいものだが、敢えて困難な課題に向きあうことも、次世代の子らに禍根を残さないための投資である。しかし、真剣に向き合い、事細かに取り組むことが、さらに厄介な課題を生じることになるのは皮肉なものだ。
全戸加入の底力をもってしても「挨拶」や「緑」が時には難しい課題になってきている。
「見ないで済ますか」「直視するか」の会長としてあるまじきジレンマに揺れつつ、また、この１年間がスタートした。
幸いにして、総会出席率７０パーセント（含む委任状）は久し振りのこと。自治会活動への追い風となることを期待したいものである。

【１７年度重点取り組みにご理解ご協力ください】

① 盆踊り予算に資源回収金を充当し、会員の費用／班長業務の負担減を目指します。資源回収への積極参加をお願いします。
② 地上波デジタル化に対応し、CATV共有施設の更新に着手します。
③ 不意の地震に備え、不断の準備と地域協力を根付かせましょう。
④ 緑化規約によって守り抜きたいことと、諸事情による改修の許容範囲を継続して検討します。
⑤ 会員のマナー向上を期待し、通年の地域美化に取り組みましょう。
⑥ 行事、班会を通して、出会い､話し合いの場をひろげましょう。
⑦ 「出来ること」「出来る時」の声をかけあって、自治会活動／班活動を支えあいましょう。ボランティア登録への積極的参加をお願いします。

《新任部長からメッセージ》

『平成 17年度保安部の活動方針』

保安部部長　折本　勉

　今年度より、従来の防犯・防災・交通部の三部門の組織名が、保安部と言う短い名称に変りました。
活動においては従来どおりです。
名称も変わったことなので、今までの活動にプラス新しいものを取り入れて挑戦していきたいと思っています。
ここ近年、特に昨年は犯罪や災害が多発した年でした。
「私たちの街は、私たちの手で守って行こう」自治体・事業者・県民・警察が連携協同して「犯罪を起こさせにくい地域環境作り」に取り組んで行きたい。
「警察活動の充実強化」を願うことはもちろんですが、それに加えて「私達の身近な場」で「できる活動」を通して「防犯の街づくり」を目指して行きたいと思います。
但し、私たち保安部 14 名の力だけでは解決できるものではありません。
会員ひとりひとりのご協力と、ご指導を仰がなければやっていけるものではありません。
私達の街を「安全で安心して暮らせる街づくり」に皆さんと手を取り合ってチャレンジして行きたいと思います。

『子供部員１０名一致団結』

子供部部長　山野辺　範高

　昨年度の副部長に続き、今年度部長として子供部の運営に携わっていきたいと思います。
子供部の主な活動は、毎月の資源回収の実施と2 月に行われる子供お楽しみ会の企画・運営です。
資源回収は、自治会の貴重な収入源となっており、会員皆様の日頃のご協力のおかげで毎月沢山の回収が実現できております。
今年度の資源回収の収入は、行事（盆踊りなど）に利用されます。
もっと多くの資源回収が実現できれば、より盛大な行事が実現できることになりますので、今後とも会員みなさまのご協力をお願いいたします。
子供お楽しみ会は、自治会行事の最後を飾るもので、多くの子供達が楽しんでもらう楽しい会であります。
昨年度は、紙飛行機飛ばし・プラ版製作等を行いました。
今年度も、子供達が心の底から喜んでもらえるような企画を考えたいと思います。
子供部員１０名の一致団結のもと、子供部の活動を通じ白岡ニュータウン自治会の発展に寄与したいと考えます。

『衛生部の活動について』

衛生部部長　中村　茂

　８年前にルネ・グランテラスの分譲申込みに、ヤオコーを過ぎてから新白岡駅に向かって車を走らせている時に見た、緑の樹木がアーチのように生い茂った歩道や戸建の生垣群のプロムナードは、いまだに心に焼き付いています。
昨年、縁あって自治会・衛生部の役員の任に当たり、この白岡ニュータウン自治会のエネルギーあふれる活動の渦潮の中から、１７年間の諸先輩方の努力の結晶を痛切に感じている一人です。
衛生部の主要活動は、５月と９月の「生垣・庭木害虫駆除の一斉実施」と５月と１１月に白岡町全域開催の「ごみゼロ・クリーン運動の実施」があります。今年も衛生部は各部に先がけて活動を開始しました。
第１回衛生部会には、１４名全員が集い好スタートを切り、皆様のご協力により前半５月の主要行事の準備が整いました。
さて今から秋の「街路樹の落ち葉処理」の心配するのは早いかもしれませんが、例年ボランティアの方々のお力に負うところが大とのことです。
１１月～１２月中旬の間に３回程度、「街路樹の落ち葉処理」を皆様のご協力により実施いたしたいと思います。
「挨拶と花と緑の明るいニュータウン」の維持・継承にご協力をお願いします。

『アクティブな広報部を目指して』

広報部部長　菊地　忠晴

昨年広報部の役員になって、２チャンネルの入力、自治会だより編集、自治会活動表彰の資料作成そしてデジタル対応検討委員会とあっという間に１年間が過ぎました。
今年は責任者として、今まで以上にアクティブな活動をしてゆきたいと思います。
今年度広報部として次の項目を重点にして取り組みます。
① 全員参加で、協力しあい、明るく活動する。
② 受身の仕事だけでなく、積極的に取材活動を行う。
③ ２チャンネルは見やすく、写真も多くする。
④ 自治会だよりを１ページカラーにして綺麗に、見やすく。
⑤ 子供からお年寄りまで見てもらえる『２チャンネル』と『自治会だより』にする。
以上、１１名の広報部のメンバーで１年間活動して行きます、よろしくお願い致します。

《退任役員からメッセージ》

『行政区長退任に際して』

前副会長　横山　久磨尾

　白岡ニュータウンへ平成３年１２月入居して８年目に初めての班長の順番が廻ってきた。
例の班長会において役員を命ぜられた。
まだ現職であったので重い役は駄目よと云うことで監事を引受けたのが、運の憑き４年間務めることとなった。監事は部に所属することとなっているので、文化部に所属し、「盆踊り大会」の企画・立案から実行と、お祭りの協賛金集め等４年間楽しくやらせて頂きました。
役員もこの辺で辞めようと思っていたところ、今度は、１・２丁目の行政区長をやる人が居ないと云うことで行政区長を２年間務めることとなった。
この間、住民皆様のニュータウン地域内において、安全にそして安心して暮らせるための礎として微力ながら務めて参りました。
行政区長は、ミニ自治体の長であり「揺籃から墓場まで」を標榜して、２年間地域住民の皆様の寧日を願って、本日を迎えることが出来ました。
これまでの間、会員皆様及び役員各位の陰に陽にの温かいご支援ご協力を賜り大過なく責務を全うすることが出来ました。
ここに心から感謝とお礼を申し上げまして退任の挨拶に代えさせて頂きます。

『退任に当たって』

前防災・防犯・交通部部長　中川　俊彦

　正副会長さんを始めとする役員の皆さんのご指導と部員の皆さんのご協力などを得て、この１年間何とかやって参りましたが、私自身の力不足のせいで、新機軸を出すに至らず、前例を踏襲するだけに終わってしまったことを申し訳なく思っています。
ただ、一つ、安全で安心して暮らせる街づくりを目指して、久喜警察署の呼びかけによるニュータウン地区内での自主防犯パトロールが、昨年春にスタートしました。
以来、月１回のペースで、去る４月末までに計９回実施されて来ました。
しかし発足間もないこともあってでしょうか、参加者が極めて少なく、またその顔ぶれもほぼ固定しているのが現状で、これといった名案も見出せないまま今日に至っています。
また何時来てもおかしくない、と言われ続けて久しい東海地震への備えについても、検討すべき課題は多々あろうと思います。
装いも新たに保安部としてスタートした新体制の下で、住民の多くの皆さんが、「出来る時に、出来る事に」ご参加下さることを願って、退任のご挨拶と致します。

『活動を振り返って』

前子供部部長　上村　陽子

　「私も１児の母。子供部にしよう。」２年前の３月、班長引継ぎ会でくじに大当たりし、当時４ヶ月の我が子を思いまた自分の裁量を考え不安に思いながら役員を引き受けました。
子供部の活動は経験・意見が豊富＆行動力ありの班長さんに助けられ活気あるものでした。
今年２月に行われたお楽しみ会は生憎のぼたん雪模様。参加人数が５０人弱と淋しいスタートでしたが・・・子供達は輪やボールを投げては本気で喜びくやしがり、プラパンでは個性豊かな作品が次々生まれ、紙飛行機が歓声の中飛んでいく・・・という熱い内容となりました。
役員として戦力にならなかったように思いますが、晴れやかな気持ちで任期を終えられる事は、多くの方の助けがあったからと感謝しています。
子供を抱え、負担に感じた事もありますが、今たくさんの方と関われた事を財産に思っています。
何年後かに我が子がお楽しみ会に参加し、どんな風景が見られるか今からとても楽しみです。

『慌しくも、楽しい１年でした』

前企画部副部長　山口　絵以子

　第１回目の企画部の集まりで、仕事は『緑化規約・ペットマナーとふれあい音楽会』と告げられ、自分がいかに自治会のことを知らないかに驚いてから瞬く間に１年が過ぎてしまいました。
緑化・ペットの担当役員となり、５月の２ｃｈデビュー・６月の犬の落し物調査から翌年３月のアンケート結果報告までの間に「緑化規約適合確認書」の手続きもあり“慌しかった”の一語につきますが、なんとか１７年度役員にバトンタッチできたのも１６年度担当班長各位が主体的に活動してくれたからこそ、と感謝の気持ちで一杯です。
会長、１５年度企画部長には１年を通じ助言・助力をいただき、また部長には暖かく見守っていただきました。
一身上の都合により２年目を引き受けることはできませんでしたが、総務部に企画の緑化・ペットが引き継がれることで総合的な運営が可能となることから、新体制に期待しております。
各部役員の皆様にも、お世話になり本当にありがとうございました。

『長い様で短い二年間』

前監事　笠井　朋子

　長いようで短い二年間でした。かなり気の抜けた監事でしたが、森田会長をはじめ、多くの方々のおかげで無事任期を終える事が出来ました。本当に有難うございました。
2chはほぼリアルタイムで町内の重要な情報を得られるので重宝しています。
毎週の更新は大変だと思いますが、広報部一丸となって頑張って下さい。

『退任に寄せて』

前文化部副部長　林　茂

　当初は、くじ引きで幸運（？）にも役員の座を射止めてしまい、何も分らない中出席した役員会で、ＣＡＴＶ管理費持分問題等話している内容が理解できずに、基本的な質問を繰り返ししていたこと、それに対し先輩役員の方々が丁寧に対応して頂いた事など、なつかしく思い出します。
担当分野としては、台風接近で中止した１５年夏の子供お楽しみ会、１５年度監査報告、昨夏猛暑の中の盆踊り大会等、監事・子供部会、文化部で活動しました。
真剣な議論の場である役員会に参加し、自分が住んでいる白岡ニュータウンのいろいろな問題について、非常に勉強になった２年間でした。
犬の散歩をしていても、ペットマナーの看板はもとより、二段植栽、防犯灯、ＣＡＴＶ分岐分配器・保安器等、違った視点で見るようになりました。
森田会長はじめ役員・班長・会員のみなさまには、大変お世話になりました。本当に有難うございました。

『防災･防犯・交通部に携わって』

前防災・防犯・交通部副部長　椎野　啓子

　平成 15 年度より２年間、防災・防犯・交通部の自治会役員を引き受けさせて頂きました。
当初は長いように思えた自治会役員も振り返ってみると、あっという間の2 年間で多くの貴重な体験をさせて頂いたと思っております。
平成 15 年度の秋には自治会による総合防災訓練が行われ、ニュータウンの皆さんと真剣ではありましたが楽しい雰囲気で参加することができ、また、平成 16 年度には３年に一度の白岡町総合防災訓練が実施され、白岡町役場の防災関係者及び住民の皆さんなど約 1000 人が参加しての実践に即した大規模な防災訓練でありました。
ルネ・グランテラスの高層住宅防災訓練もはしご車があんなに長く伸びるものなのかと感心したものでした。
最近、テレビや新聞等での多くの災害報道を見るにつけ、それぞれの家庭での防災対策はもちろんですが、このような地域での連帯実地訓練も非常に大切な活動であり、この２年間大変良い経験をさせて頂いたと思っております。

『監事退任に当り一言』

前監事　岡本　弘道

　自治会１７年度定期総会も無事終了、今年は役員を自己都合により退任させて頂く事になりました。
会員、自治会役員、事務局各位にはいろいろとお世話に相成り、厚くお礼を申し上げます。
自治会活動に関係して４年、最初の２年は広報の仕事、自治会だより、２チャンネルの立ち上げに悪戦苦闘。３年目は腰の術後の後遺症で役員を退任、住民として外から自治会を眺め、そしてこの１年は監事として自治会内部から自治会・ニュータウンを眺め、裏方として総務のお手伝いをしながら、年度末の監査、これと言った仕事も出来なかったかと反省しています。
ニュータウンも１７年の歴史を歩み、高齢化が進む中、リフレの杜、ヤオコー西側の新しい街と住む方の世代の多様化、そして自治会内部もかなりの変化が発生し、ニュータウン全体が大きな変革期にさしかかっていると認識を強めています。
そんな中で監事の役割は自治会の資産・資金・収入・支出の全てを十分精査し、その執行が自治会の発展と住民の為となっているか否かを監査することが仕事である。
従って当然に会計の執行を監査することは自治会全体の行う活動全般にわたって監査することにつながり、それに対して指摘し、意見を述べることは監事に果せられた責任・権限であるかと思います。
複雑化して行く自治会員の為に、自治会から独立した立場の監事の役割は大きいものと考えます。
その点私の力の至らなかった事を反省しております。新監事の方へ望みを託します。
自治会だよりが発行される頃には二段植栽のさつきも綺麗なことでしょう。
「挨拶と花と緑のニュータウン」住民の方々のふれあいを一層強め、住み良い街造りにと、自治会の益々の発展を期待します。