大宮歴史散策 ~歴史散策クラブ~

 12月18日(日)に当クラブ員20名で大宮歴史散策をしました。大宮駅のコンコースの豆の木のモニュメントでガイドさんと待ち合わせ(写真)、中山道沿いの大宮宿の本陣跡・脇本陣跡を確認して、東光寺(写真)、氷川神社(写真)、大宮公園を経て歴史と民族の博物館(写真)、それから盆栽園を見学して土呂駅までの散策です。

 江戸時代には他と然程変わりがなかった大宮が維新後急速に発展したのはやはり鉄道が大宮経由で敷設されたのが最大の要因で、鉄道が出来ると絹の製糸工場が付近に作られ町が大きく拡大していったとのことです。岩槻散策ではガイドから大宮経路と岩槻経路の選択の中で城下町であった岩槻住民が汽車の煙に反対したため大宮になった、惜しいことをしたと聞きましたが、どうもそうではなく日本政府が依頼した英国人鉄道技師が調査をした結果、大宮経由が適切との判断があったということです。

 東光寺は曹洞宗の禅寺で、本陣の山崎家の墓の後、近代漫画の先駆者の北澤楽天の墓を見ると、楽天の三木谷社長が彼を好きで社名の命名もそこから来ているとのことです。

 氷川神社は皆さん方の多くは行ったことがあると思いますが、やはり武蔵野国でかなり古いことから武蔵野国では辺境にある大宮でも武蔵国一宮になったそうで由緒ある神社です。名前入りの提灯は1万円だそうです。縁起を担ぐ方は一つ供えては如何でしょうか。

 大宮公園には赤松と桜の木が多く、その季節であればもっと素晴らしいと思いつつ、歴史と民族の博物館で埼玉の歴史を再確認して盆栽園の一つを見学しました。本当に小さいと言うかミニチュア盆栽が数万円、大きな盆栽は数百万円がざらでして、外人も見学していました。残念ながらカメラ撮影は駄目だそうでお見せ出来ません。

   (歴史散策クラブ 宇治田)

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