宿題「帽子」 佐藤美文選評
・国帽(防)を投げても衛る防大生
添削 防大生帽子投げても国守る
・都合によりかぶる帽子を使いわけ
添削 時と場所かぶる帽子を使い分け
・お尋ね者昔しも今も深めにし
添削 知らぬ人帽子深めで怪しまれ
・帽子とは日除け雨除けハゲ隠し
添削 帽子とは日除け雨除け西日除け
・パナマ帽ボガードでなく月亭か
添削 パナマ帽ボガードでなく可朝かも
・藁帽子汗は畑の勲章さ
添削 麦藁帽汗は畑の勲章さ
・帽子付け薄毛隠して男前
添削 ソフト帽あらを隠して男前
・綿帽子角を隠してきたらしい アキラ
・つば広いの帽子に土星シャッポ脱ぐ かつひと
・政治家は違う帽子をすぐかぶる うっちゃん
・駄々こねてGマーク付き野球帽 つねお
・年寄りのトレードマーク登山帽 つねお
・鳴子消えペットボトルの風車 フジオ
・手品師の帽子の中は玉手箱 アキラ
・麦わらの団扇で扇ぐ野良仕事 アキラ
・ピカピカの黄色帽子に花吹雪 まさひこ
席題「一流」 互選
・一流のデザインやがて変わり行く よし子
・一流は血の出る努力と血筋から かつひと
・ブランドを着てもお里は知れている アキラ
・高級地住む人達も類を呼ぶ 瑞枝
・潔く低頭するは一流だ フジオ
・治療では一流ヤブが紙一重 うっちゃん
・神童と謳われ今のていたらく アキラ
・一流は稽古と努力陰でする フジオ