[静御前と利根川]第2回歴史散策 ~歴史散策クラブ~

 栗橋は日光街道の栗橋宿、3月22日総勢25名で散策してきました。風は少し強いが絶好の散策日和でした。
JR栗橋駅でガイドの土屋さん、島田さんと落ち合って散策開始。
駅前を出ると直ぐ悲恋のヒロイン静御前の墓。静が義経を慕って奥州へ向かう途中、討死を知り仏門に入り菩提を弔うとしたがこの地で病気により亡くなり葬られたとの伝説がある所です。
そこから進み利根川堤防の手前で家屋立退き後の工事中の個所に出合う。強化堤防(スーパー堤防の代替)の工事中とのこと、関所や宿の遺跡が跡形もなくなるとガイドの土屋さんがぼやいていました。
堤防に上ると向こうには筑波山、反対には富士山が一望できると共に利根川の流れを変え渡良瀬川に繋ぎ込みをした箇所が見え、江戸時代初期に人力だけで大層な工事をしたものと感心させられました。
利根川の流れの切替え(東遷)の解説や、茨城県五霞の栗橋から移ってきて新栗橋と称されたが後に栗橋と呼ばれ、逆に五霞が元栗橋となった経緯等は面白い話題でした。
鎌倉、江戸時代の歴史ロマンを背景に約6Km散策した1日でした。
次回は秋口に行いたく目下計画中です。

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