雉の営巣記録 その2 ~於:大金農園~

  梅雨に入り連日雨模様で卵が無事孵るかどうか不安な日が続いています。No1ブログに続きNo2を掲載いたします。7月5日時点ではまだ孵化したヒナは見られません。もう直ぐ・・・

○令和2年6月27日(土)雨

早朝、現地に行ったところ、相変わらずジッと巣を守っている。

ひと安心・・ 巣の周辺は、親鳥が警戒するのでジャガイモを

掘ることができず、またこの長雨で卵が腐ってしまうのではと

心配です。

○令和2年6月28日(日)雨

 朝から雨がドシャ降りで巣が浸水しないか心配です。

 傘をさしてやりたいほどです。

 雨にも負けずジッと卵を守っている姿には頭が下がる思いです。

  ガンバレ!!!

○令和2年6月29日(月)曇り

午後相変わらず抱卵している。近くに行くとジッと当方の様子を

伺っているようだ。トマトとキュウリ各1個を「どうぞ食べな

さい」と近くに置いて帰宅する。

○令和2年6月30日(火)曇り午後から雨

 朝から離巣せずヒナが産まれているのか不明・・・未だのようだ。

 昨夕置いた野菜のうちトマトはないので食べたのかもしれない。 ○令和2年7月3日(金)曇り午後3時頃から雨

昨日、ばら撒いておいた大豆を食べたのか残っていない。また大豆

を一つまみ置いて、作業から戻ってみると殆ど食べたらしい。雨が

降ってきたので、豆をまいて「早くヒナが産まれるのを待っている

よ」と退却。

○令和2年7月4日(土)曇り

午後1時ごろ高薄さんから電話「三上さん、ブログに出ていた大金

農園の雉の営巣場所を知っている?大金さんに電話したけど留守の

ようなので」ということで直ぐに二人自転車で大金農園の雉の巣を

見に行く。

 相変わらずジッとして抱卵している。その時キーンという鳴き声が

 すぐ近くの畑から聞こえた。見渡すと10mくらい離れた畑の茂み

 で雄の雉がジッとこちらを見つめている。二人そっと近くに行き、

 雉を探すが見つけられない。飛んだ気配も感じなかったのに、

 いつの間にか移動したようだ。驚くべき才能があるものだと感嘆!

 抱卵している雌鳥の雄雉が警戒しているのだろう。写真が撮れず

 残念!

○令和2年7月5日(日)曇り

 妻が「雉の抱卵を見たい」というので11時頃大金さんに電話して

  3台の自転車で大金農園に行く。相変わらずジッと抱卵している。

  我々が近くに行くと首だけ動かしジッと我々を見つめる。

  まだ孵化していないようだ。

 大金さんが小屋から雉の餌として豆を持って来て巣の近くに撒い

 た。

 巣を離れて三人で雑談。数分後、巣に戻ると鳩がパッと飛び出す。

 撒いた豆はすっかり鳩に食べられていた。ヤラレタ!今までも鳩が

 食べていたのかな?その時雄雉のキーンという鳴き声が近くで聞こ

 えた。昨日と同じ雄雉がお父さんとしてわが子の産まれるのを待ち

 望んでいるのかな?

 ヒナ誕生間近、ひ孫誕生と同じワクワクした気持ち

 写真1:雨にも負けずひたすら抱卵する母鳥

 写真2:ジャガイモ、トマト、キュウリなど餌を横目に

 写真3:雉の営巣を見守る大金・三上

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