「連鶴」とは?
折鶴は多くの方が一度は折った経験があるのではと思われますが、「連鶴」については初めて聞く方も多いかもしれません。
連鶴は一枚の紙から2羽以上の繋がった鶴を折るものです。ときには数百羽が繋がった連鶴もあるそうです。
「連鶴」作成の第一人者の木村敏博さんは546種類の連鶴を自ら設計図を書いて作っているとのこと。作り方や作品の紹介をYouTubeでやっていますので、YouTubeの検索窓で「連鶴 木村」で検索してみてください。
写真の作品は、当日持ってきていただいたものの一部です。
連鶴作成講習会
6月20日午後1時半より3丁目在住の木村敏博さんを講師に迎え「連鶴」の作り方の講習が開かれました。あいにくプレミアム付き商品券の発売日と重なってしまったせいか?受講予定者のドタキャンが多く、参加者が少なくなってしまい残念でした。
しかし、受講者の皆さんは連鶴の魅力を体験し、少し頑張れば自分でも連鶴を作ることができるという感触を得たのではないかと思います。
さすがに女性の参加者は折鶴を折った経験のある方が多いようで、男性に比べると飲み込みが早かったようです。
まず初めに、一羽の折鶴を折ることから始め、折った折鶴を一度解体し、今度はそれを羽の色を互い違いに変化させた鶴を折る技を体験しました。
次に「妹背山」と呼ばれる一枚の紙から二羽の折鶴を折る方法の体験です。一羽の折鶴を簡単に折ることができた方も、これにはてこずっていたようですが、講師の木村さんの懇切丁寧な指導により、ほとんどの方がなんとか連鶴を折りあげました。
木村さんとしては「親子の連鶴」作りなどの体験させたかったようですが、皆さんの「妹背山をなんとか自力で完成させたい」という希望で、妹背山の作成に集中しました。
木村さんの軽妙なトークと練達の技に引き込まれているうち、あっという間に予定時間をオーバーし、最後にいろいろな作品を紹介していただいて講習を終えました。
この日に体験した連鶴を復習するために木村さんの作成したYouTubeの動画を掲載しますので、これを見ながら再度チャレンジしてみてください。参加されなかった方もやってみてください。基本の折鶴がスムースに出来るようになったら妹背山も意外と簡単にできるようになるかもしれません。