今回のお茶飲み談話室は、10月17日(木)午後に、43名の方に参加いただき、高薄さんから、講師の白岡市観光協会理事の山本一夫氏 (白岡市西在住)をご紹介いただいき、白岡の川物語 <歴史の中の川>の題でお話を伺いました。
白岡に貝塚があることから、6000年~5000年前の縄文時代には、東京湾が白岡付近まで入りこんでいて、そこに居住していた。徳川家康が関東に移封されて、江戸を守るため、利根川の東遷、荒川の西遷が行われ、利根川と荒川が乱流する低湿地帯が広がり洪水が頻繁に起こっていた当地が安定的に暮らせる環境になった。
新田開発のため、「見沼用水」が井澤弥惣兵衛によってつくられ、米の増産に大きく寄与できた。
その時に、元荒川との交差箇所に「掛け樋」、「伏せ越し」が作られ、このような川の立体交差が白岡市内に9カ所できた。
などの歴史の話に始まり、今回の「台風19号」では、先日見学をした「首都圏外郭放水路」が被害の軽減に機能したことなど
白岡の川に関する様々な話を伺うことができました。
講演に続いて、お茶を飲みながらの懇談の場では参加者から、
「今回の台風19号で八ッ場ダムは役立ったのか」
「緊急放流はどうして行うのか」
「白石堀は何のためにつくられたのか」
「ハザードマップはどのような物か」
「荒川は、元荒川、綾瀬川のところを流れていたのか」
「今回の台風で調整池から隣りの高岩公園のグランドまで浸水していた」
などたくさんの質問が出され、山本様からは丁寧に解説していただきました。
総務部 川名英二
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