埼玉県ウオーキング協会主催の「武蔵野十里」が3月16日に開催され、日ごろの運動の成果を試すため参加しました。
「武蔵野十里」は、子供たちの卒業記念ウオーキングとしてスタートし、今年で29回目となり、今では40キロ・28キロ・20キロ・10キロの4コースがあります。もちろんスピードを競うものではなく、各自が体力に見合ったコースを選んで楽しく歩くというのが目的で、参加者は、どちらかというと元気な年配者が子供たちより多く参加しているようでした。
私は40キロに挑戦し、完歩を目指してスタートしました。コースは北浦和公園を出発し、暫くは街中を進みましたが、その後は堤防や河川敷の道が延々と続き、最後にゴールの東松山市というコースでした。当日は天候にも恵まれ、最高のウオーキング日和となり、コース沿いのゴルフ場や野球やサッカーのグランドではゲームに興じる多くの人達や、サイクリングを楽しむ人たちを見かけました。
さすがに最後の数キロは疲れましたが、ペース配分とこまめな休憩が功を奏し、7時間半でゴールすることが出来ました。昔の人が普通に歩いていた距離が、文明の便利さに慣らされた現代人には、歩くということが大変な作業と感じた1日であり、歩くことの楽しさを味わった1日でもありました。
是非皆様も、機会がありましたら参加されて、新しい発見を経験されたら如何でしょうか。
(橋本德人)