第29回 ヘラブナ釣行記 ~釣り同好会~

 第28回定例ヘラブナ釣り会(8/29神扇池)が全員オデコという、かつてない釣果となり、会員の士気が著しく低下した訳ではないが、9月、10月と参加会員の調整がつかず、開催が出来なかった。11月は調整の結果、28日に加須吉沼で開催と計画された。
しかしながら残念なことに、会の代表の田中さんが、脊柱管狭窄症の症状が悪化し、寒さの中、長時間椅子に座ることが困難で、治療することとなり、今回は高薄さんと私の2名のみとなった。
11/28午前6時半集合し、南側の桜桟橋中央付近に釣り座を構えた。当釣り堀は昨年の11月以来
1年ぶりであったが、この夏の台風の影響で、中央桟橋は破損し、使用不可となっており、最近の他の釣り堀に比べ老朽化が激しくなっていた。
当日、天候は曇り、無風で釣り日和であった。7時過ぎ、第一投を投入、4か月ぶりの感触である。
釣り座付近の水深は約5.8mであったが、まだヘラは底に張り付いていないと判断し、竿は13尺のチョウチンうどんセットで狙った。
仕掛けは道糸0.8号、上針6号ハリス0.5号15cm、下針4号ハリス0.4号45㎝とした。
餌は4種類のバラケ餌を混合し、クワセは「感嘆」を用いた。
釣り開始後しばらくしてアタリが出始め、7時半頃第一号の尺ベラを上げた。久しぶりに大型ヘラの強い引きを楽しんだ。
隣の席の高薄さんも、私が第一号を釣り上げてから暫くして、13尺の竿を合わせると、竿が満月のごとく曲り、水面に引き上げるのに大変な苦労、やっと引き上げてきたヘラブナを見て驚いた、超大型のヘラである。やっと取り込んだところ45㎝は充分にあった。生憎、当日カメラを忘れてきて、記念写真が取れなかったのは残念ではあったが、間違いなく、本年の我が釣り会の
釣果の中で最大の大型であった。 (釣り師にのみ許される”大法螺“をふけば50センチ級の巨ベラとも云えようか・・・?)
午前中はぽつぽつ釣れ、1時半頃、高薄さんが帰途に立った時点で、私が14枚、高薄さんが3枚の釣果であった。私はその後、納竿の3時まで粘り、合計17枚の成績であった。
池では全体的に当日は渋く、あまり釣れてはいなかったが、当日のヘラの殆どが尺上であり、満足な釣行であった。
次回は会員が揃って竿を振れることを祈っている。
                          (後町 記)

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