2月のお茶のみ談話室は、3丁目在住の高田明夫氏から「メキシコ滞在あれこれ」と題してお話をいただきました。
悠友会の会員も50名と多数の方が参加し、講師には会員からの質問にも答えていただき、飲み物を飲みながら和やかに過ごす事ができました。
アメリカの南隣の国「メキシコ」に関しては、連日のように国境の壁建設、不法越境、国境の壁に移民集団などのニュースが報じられています。高田様は、三菱電機株式会社に就職され、文部省の留学生として、メキシコの大学に1年留学して、スペイン語を学ばれ、その後、メキシコに、ご家族で8年間滞在し、11年間ほど国内三菱電機株式会社本社勤務の後、再びメキシコ三菱電機株式会社の社長として9年間のご勤務をされています。
その間、三菱電機の発電所設備、電車やエレベータなどの重電部門製品の輸出や海外生産などに携わってこられました、
海外訪問も79ヵ国にのぼり、いろいろな経験話をしていただきました。「プエルトリコの税関では全裸にされて身体検査された。」「愛犬と一緒に帰国する時の検疫での長く留め置かれるなど苦労があった。」など。
メキシコ人との生活では、家族を大切にする、子供を大事にする、レディー・ファーストをするなどのメキシコの国民性には、日本も見習らなくてはと思いました。また、メキシコでの滞在においては、駐車違反やスピード違反などした時の速やかな解決方法としての“チップのありがたさ”などの話もありました。
参加者からもたくさんの質問が出され、ご家族でご一緒に海外生活をされた高田様の奥さまからは、子供が病気になったときの医者を探すことが大変だったなどもお話しいただきました。メキシコの知られざる観光地の質問などもあり、話を聞いた悠友会の多くの皆さまも、今後ぜひ行ってみたい国の一つになったようです。
総務部 川名英二
コメント