三十槌の氷柱

 三十槌の氷柱はご存知でしょうか。秩父の奥山に例年寒中のこの時季に、岩肌から染み出た湧水で大きな氷柱ができます。昼間見てもよし夜見てもよしの大氷柱です。
現在、毎夜17:00からライトアップが行われていますので、20:00までは昼間と違った氷のオブジェが楽しめます。ライトは時限で変色しますので、変わる都度氷柱が幻想的に変化します。冬の無機質な景色が思わずファンタスティックと声が出るほど変幻的なものになります。
見聞録ですが、ここの氷柱は湧水の氷柱と放水による氷柱に分かれているようです。どうやら小さい方の氷柱群が天然のようです。(入り口の方)
それはさておき、当日の氷柱は暖冬のせいか例年よりも小振りでした。でも出向いた甲斐はあり、十分楽しめました。地元観光協会の広報では、2月中旬頃まで楽しめるとのことです。
これからお出掛けになる方は、路面などに十分注意してください。私が出向いたのは1月28日でしたが、先日秩父は大雪のようで雪が沢山積もっていました。でも、車道は殆ど融けていましたのでノーマルタイヤでも大丈夫でした。日によっては路面凍結もありますので、車で行かれる方はスタッドレスの方がお奨めです。また、氷柱は、暖かくなると直ぐに崩れ落ちてしまいますので寒波の後がお奨めです。
場所は秩父の大滝(三峰神社方面)の荒川源流にあります。ネットで見ると分かりやすいです。
当日の写真を添付いたしますが、露光時間を長くしたため、白飛び(白が潰れてのっぺりした状態)が激しいです。写真をお楽しみいただければと思います。
     写真クラブ 小林 弘一

タイトルとURLをコピーしました