造幣局見学 ~お茶のみ談話室~

 今回のお茶飲み談話室は、昨年の10月に東京都の東池袋から、さいたま新都心駅東口に移転してきました「造幣局さいたま支局工場」の見学会を案内しました。皆さんお金にはたいへん強い関心をお持ちの様で、37名とたくさんの方の参加となり、うち15名が女性会員(ご夫婦で参加の方は6組)です。当初見学申し込みを25名としたので、2日に分けての見学になってしまうかと心配しましたが、増員を受け入れてもらえました。因みに、正式名称は「独立行政法人造幣局」と言い、本社に相当する本局は大阪、支局は埼玉のほか広島にあり貨幣を製造しています。

梅雨空が続き、台風の雨や九州での記録的な豪雨のニュースが流れている中、久しぶりの晴れ間の見える日に恵まれました。皆さん新白岡駅に予定通り集合しましたが、東北線のダイヤが乱れており、30分以上待たされて乗車し、大宮駅では別のホームに乗換えたりして、見学は50分遅れのスタートになってしまいました。

さいたま支局工場では、100円硬貨、500円硬貨を製造しているとのことでしたが、今日はお休みで、製造機械とビデオ映像での見学でした。作業中を見学できたのは、勲章の製造工程で、部品ごとに金属を切り抜いたり、ヤスリをかけたり、七宝焼き付けなどの作業を見学できました。鏡のようにきれいに磨かれたプルーフ貨幣セットの製造工程では、1万組限定のキティーちゃんセットの箱詰め作業を見せてくれました。
隣の造幣博物館では、大勲位菊花章頸飾をはじめとした勲章、褒章、大判金貨や小判金貨、円の金貨、東京(1964年)、札幌、長野オリンピックの金メダル、銀メダル、銅メダルなどが展示されていました。最後に千両箱の試し持ちをし、貨幣セットなどのお土産を購入して見学を終わりました。その後「コクーン」で男女それぞれの店で、ビールを飲みながら昼食を一緒に食べて、帰路に着きました。
          (総務部:川名英二)

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