高麗神社と巾着田の歴史散策

 秋晴れの汗ばむ陽気に恵まれた9月26日(火)、会員に人気の高い巾着田・5百万本の曼殊沙華見学を含む歴史散策を行いました。当日、歴史散策クラブ員28名が早朝新白岡を出発しました。

JR川越線の高麗川駅で降りると、地元の観光ガイドの方が2名で今日のコースの説明と見どころを話してくれました。駅前のモニュメントを振り返りながら歩きだすと、もう日和田山が見え、あの麓が巾着田ですと説明があり、歩く距離もだいたい想像できました。早速コンビニで、昼食・飲み物を調達し(事前に持参の指示もありました)、最初の目的地、高麗神社を目指しました。

高麗神社で716年の高麗郡発足や高麗王若光の説明がありました。高句麗から来たのに地名が高麗になったのは、朝廷から好字二字令が出され地名を二字に縮めたせいですかと聞いたら、よく知ってるね、そうかもとガイドの方が言ってくれたので、ちょっといい気分でした。全員で記念写真を撮り、隣の聖天院に行きました。高麗王のお墓があるところですが、雷門があり風神、雷神がいました。ここで韓国の花がムクゲということも教えていただきました。

それから途中古民家を見学してから、酔芙蓉の花に迎えられていよいよ巾着田に到着です。20日に天皇皇后両陛下が来られた時が満開で、やや盛りを過ぎていましたが、赤い絨毯は健在で、森の奥まで続いていました。早速カメラを構えて撮影が始まり、列が進まないので、幹事がお昼を先にしようと言って、高麗川の河原にシートを広げて昼食を取りました。

帰りは両陛下が見たという曼殊沙華を満喫して、西武線高麗駅に向かいました。平日の比較的空いてるときに、奈良時代の歴史の残る日高市巾着田見学は、とてもタイムリーで楽しい1日を過ごすことができました。
     (歴史散策会員 吉井 健)

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