結城歴史散策 ~歴史散策クラブ~

 宇都宮線小山から水戸線に乗り換え2駅目が結城です。小山は下野の国、次の駅は下総の国になります。その結城に27名で行って参りました。
ご存知の方もいると思いますが、結城は、古代から水運の便が良く、また絹織物(結城紬)などで経済的に開けておりました。それから神田明神の御神体で有名な平将門、その「平将門の乱」で将門を鎮圧した藤原秀郷の子孫の一派、小山家の分家として結城氏が興り城下町として栄えました。関ヶ原の合戦前に、結城家は家康の次男を養子(結城秀康)に迎え、その後に転封して福井県の越前松平家の祖となり、幕末には4賢候の1人、松平春嶽を出したことでも有名です。序に言うなら、越前松平藩の分家が出雲松江松平藩で藩主松平不昧公も有名な方です。

 ところで、散策中に平将門のことを聞きましたが、結城では全く所縁もなければ、又地元の人々も無関心のようでした。また、結城氏の先祖の藤原秀郷も、ご先祖であることは知っていますが、やはり結城家の方に馴染んでいるようです。
また、結城は、「結城紬」として知られる絹織物の町で、そのつむぎの館に行って見学してきました。普段着ない絹織物など、全く知らない小生にとって、いい勉強の機会になりました。帰ってネットで調べ主な絹織物に「縮緬」「羽二重」「紬」の3種類があり、その製造過程の違いやどんな着物に利用されるかを知りました。
   歴史散策クラブ 宇治田忠昭

今日の歴史散策までで結城について知っていたのは
デュークエイセスの「女ひとり」の歌詞だけでした。
歩きながら歌詞を覚えていたのは
「京都 大原 三千院
恋に疲れた女がひとり
結城に塩瀬の・・・」
まででした。
同行の方も御存じなく
結城蔵美館の方も聞いたことない言われてしまいました。

1、インターネットで調べてみました。
「大島つむぎ」や
「塩沢がすり」
などの歌詞もありました。
今後は、歴史散策に行く前にもう少し調べておきたいです。

2.インターネットでもう少し調べてみました。
結城紬について
『女ひとり』一番の歌詞で歌われる結城紬(ゆうきつむぎ)は、茨城県西部の結城市や、
隣接する栃木県小山市などで主に生産される絹織物。
奈良時代から続く高級織物で、国の重要無形文化財に指定されている。
結城に塩瀬の 素描の帯が
塩瀬(しおぜ)とは、厚地の羽二重のこと。
塩瀬羽二重(しおぜ はぶたえ)とも呼ばれる。
羽二重は、生糸を用いた絹織物で、肌触りがよく、光沢・つやがある。
素描(すがき)の帯とは、糊を入れた染料を筆につけて日本画のように柄を描いた布
地で作られた帯のこと

川名英二

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