10月24日に「ふれあいの森公園」にておいて野外撮影会を行いました。テーマは、カメラの露出補正(光量を±で補正)です。
何れのカメラでも、カメラが捉えた光量や色合いは必ずしもベストではありません。何故なら、人はそれぞれに感性があり、捉えかたが違うからです。その人が感じたイメージに近づけていく、その手段の一つが露出補正です。
今回は講師が持ち込んだグッズを使い、白はより白く、黒はより黒くなるよう各自露出を変えて撮ってみました。また、講師の指導のもとで、空はより青く、公園の滑り台の赤や青はより濃く、また陰影をつけたり、被写体を活かすためにバックの色合いをどうするか、太陽光線をどの様に取り込むか、木の葉の色をどの位にするかなどいろいろ露出を試してみました。これらにより、表現の幅が随分変わることがよく理解できました。ここに写真の自由さと面白さ、奥ゆかしさがあるのだと思いました。
今回は、露出補正によって撮れるものが随分変化することを学びました。私の写真ですが、その一例を貼っておきます。自己表現がカメラを通してできることは素晴らしいことですね。
次回は11月28日に和田倉門まで出かけ、今回のことを頭に入れたうえで、皇居から丸の内界隈の夕景・夜景を撮ることにしています。ゆっくりですがまた一歩前進です。
(写真クラブ 小林 弘一)