今回のお茶のみ談話室は前自治会長の浅井嘉一さんにお話していただきました。
新型コロナウィルスの感染拡大防止のため、2回に分けての開催になりました。
1回目の6月29日には39名、7月6日には50名の方と、大変多くの方に参加していただくことができました。
浅井さんは、元NHK勤務で長年ニュースなど、報道番組のプロデューサーをしていたことから「放送四方山話~昭和から平成へ」と題してのお話です。写真の朝の連続テレビ小説「おしん」は、昭和58年の放送ですが、52ヵ国で吹き替えて放送されていて、日本の社会・生活を世界に伝えることができています。おしんを演じていたのは、子供時代は小林綾子、若いときは田中裕子、年とっては、乙羽信子が演じていました。
最初の頃、一緒に仕事をした宮田輝アナウンサーは、ベテランですが、優しさを持っていて、自動販売機が増えると、黙って売り買いができる。言葉を失うのではないか。ふれあいの瞬間がなくなるのではないかと話しておられたそうです。大韓航空機墜落事故(稚内沖)では、旭川までの中継で、急きょ数カ所の山の上で、中継パラボラアンテナの設置に大変苦労されました。
写真の西田敏行はまだ若いころで、北海道各地からの中継で1週間ずっと毎日出演して、最後の日は礼文島の分教場に家族、奥様と娘二人をサプライズで呼んで、大変感動されたそうです。バックグランド・ミュージックは、森田公一(とトップギャラン)が作曲して、歌っています。
エリザベス女王の宮中晩餐会の中継では、料理は映せない、食べている所は映せなかったそうです。女王のスピーチは同時通訳で放送したら、「キングズイングリッシュが聞けない」とすぐに苦情が来たそうです。赤坂離宮の中では靴が汚れていたので、脱いで歩いていたら、長官から「靴下の方が汚い」と注意されたそうです。
豊富な話題で、話が尽きることの無い「お茶の間談話室」になりました。
総務部 川名英二
コメント