「悠友会の紙爆弾」に一言

 漸く、リタイアを勝ち取り、ほっとした頃でありました。現役でこの街に居住することになった時、「畑の仲間」にいれてもらいました。その時から、街には「悠友会」という会があり、六十歳になると入会資格が出来て、会員になれると教えてもらいました。会社を辞めて、少し休んでから、会費を払い、会員になりました。まもなく、悠友会の「回覧」が来ました。読んでは回覧する、このこと自体は問題がないのですが、回覧するとまた次が来る。実に面倒なのです。回覧の多さに閉口でした。回覧は続きました。段々精神的に負担になり、重荷になりました。当時、私は疲れていたのです。悠友会の会員になって、何か街の役に立ちたいな、と簡単に入会をしてしまったのです。リタイアしたばかりの私に、回覧は紙爆弾となって襲いかかりました。たまらず退会希望を出す。然し、少し落ち着くと初期の目的である、何か役立ちたいという気持ちが戻ってきたようです。そこで、悠友会の役員の方にお願いして、「草むしり」活動の回覧だけにしていただく様にお願いたした次第です。環境に順応出来なかった自分を発見、反省して居ります。会員諸兄、ご迷惑をお掛け申し訳御座いません。今日では、悠友会プラザで、回覧内容は確認できる様になっており、平穏な日を迎えることが出来ています。日常発生するありふれた用事をこなしながら等とは、決して申し上げ致しません拝。
(池田享一)

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