冬場の寒さなのでヘラブナは池底にへばりついて不動であろうと想定し、しかたなく前回年末と同じ羽生市にある椎の木湖とした。当日の気温は早朝4℃日中10℃であった。釣り行きは後町さんと田中のふたりだけとなった。
7時にともに竿を振り出したが、餌あたりはほとんどなく時間ばかりが過ぎていった。
結果、田中は2時半に坊主ですごすごと引き上げることになった。後町さんはその後少時残留し釣果は6枚とのことであった。ヘラブナの型は写真のように十分満足ゆく大きさではあった。私の隣の釣り座の男性は20尺くらいの長竿で同じく底釣りであるが、かなりの回数竿を絞っていた。
私の釣り方を反省するに、後刻後長さんから指摘も受けたことであるが、浮子ボデイーが大き過ぎおまけにトップまで太いため仕掛け自体でバランスしてしまい、冬場独特のヘラの餌への微あたり(ミリあたり)には鈍感になってしまった、浮子には動きが生じにくくなったと考えられる。反省しきりの私である。次回は敏感な仕掛けつくりと軽い餌つくりに撤しよう。
話は変るが、当日たまたま10数年前の釣り仲間6人組と出くわせた。古河にある工場でともに働きともに釣りを楽しんだ仲間(現在45~63才とのことであったが)であるが、前日が工場の在庫調査であったため火曜日の平日休日となり揃って来たとのことであった。
久しぶりにいろんな話ができ楽しく過ごすことができた1日であった。たまにうろうろすれば人に出くわすものだ。
(田中記)
コメント